令和6年度の南白土市営墓地使用者募集が始まりました
南白土市営墓地
2023年7月14日
こんにちは。いわきの石屋、菅本石材店です。郷ケ丘本店、平窪展示場、南白土市営墓地展示場の3店舗にて、お墓の建立、リフォーム、墓石クリーニング、墓じまいの御相談を承っております。
今年の抽選受付も開始された公営墓地
当店ではお客様から様々なお墓の御相談をいただいておりますが、南白土市営墓地での建墓、リフォームについてのお問合せも多くいただいております。
※当店はいわき市と直接関わりはございません。応募や取得、引継ぎ等、お手続きに関しては、いわき市役所(市民協働部 生活安全課 )へお問合せください。
建立やリフォームなど、お客様によってご相談内容はそれぞれですが、建立場所としてご検討されている理由としては、以下のようなものがあるようです。
- 取得費用が安いこと
- 公営霊園の安心感
- 宗教、宗旨宗派不問
- 様々な墓地タイプが用意されていること
毎年、区画によっては希望者も多いことから抽選となっていますが、今年も7月1日から応募が開始され、令和6年8月16日(金)までが申込期間となっています。
今年の募集要項を元に南白土市営墓地の特長や区画タイプについて見てまいりましょう。
南白土市営墓地の特長
南白土市営墓地はいわき市の中央の丘陵部に位置しており、その広さは18.3ヘクタール(183,000平方メートル=東京ドーム約4個分)という広大さ。宗教・宗旨宗派不問という申込へのハードルの低さを生かして、様々なタイプの墓所を有していることがこの墓地の一番の特長と言えるかと思います。
墓所タイプは「区画墓地」、「合葬墓地」の2タイプに分かれています。
「区画墓地-規格墳墓」について
規格墳墓については、2m×3m(約1.8坪)の敷地内に配置されることが決められています。墓石の構成から細かく定められています。
部材寸法も詳細に至る部分まで指定されています。
「区画墓地-自由墳墓」について
自由墳墓については、3m×4m(約3.6坪)の敷地内に形状、構成、それぞれのサイズは自由に建立できます。※高さ制限あり
区画墓地の申込には1年以上の住民登録が必要なこと、さらに規格墳墓は焼骨を保有していることなどの応募資格が必要になりますので、詳しくはいわき市役所ホームページをご確認されることをお勧めします。
令和6年度 市営墓園(南白土・東田)の使用者募集について
「区画墓地-規格墳墓・自由墳墓」の募集内容
令和6年度の区画墓地の募集は、以前の使用者から返還を受けたものを、修繕・清掃等を行い再度使用者を募集するものです。
規格墳墓は30区画、自由墳墓は5区画が募集されています。
尚、令和4年度の南白土市営墓地の区画墓地の募集数も同数で、規格墳墓は30区画に対して申込数30件、自由墳墓は5区画に対して申込数:42件となり、いずれも抽選会が行われています。
「区画墓地-規格墳墓・自由墳墓」の申込に当選された方へ
自由墳墓への申込が当選した方は、ぜひ菅本石材店の郷ケ丘本店へ。お話を伺い図面と見積もりをおつくり致します。規格墳墓に当選の方はぜひ菅本石材店の南白土市営墓地展示場、郷ケ丘本店にお越しください。様々な石種の墓石を展示しておりますので、実際に色や組み合わせを見ながらご検討いただけます。
寸法が規定されているため、お墓に個性を出しにくい…とお悩み方も、展示石種を豊富にご用意している当店へぜひお越しください。
「納骨堂型合葬墓地・樹木葬型合葬墓地」について
「合葬墓地」には「納骨堂型」と近年「樹木葬型」も登場し、葬送形態の多様化にも対応しています。
合葬墓地は上記のように、大きく納骨堂型と樹木葬型の2タイプがあり、納骨堂型はロッカー型納骨堂で20年間個別収蔵する形式と、当初から他の方の焼骨を一緒に埋葬する形式があります。
樹木葬型合葬墓地は、ヒガンザクラを墓標とした墓域内に焼骨を埋蔵します。
「合葬墓地-納骨堂型・樹木葬型」の募集内容
「納骨堂型」とは、焼骨を直接合葬するほか、最大20 年間個別に納骨堂へ収蔵した後、合葬することができる合葬墓地のことを指します。
「樹木葬型」は、樹木を墓標とし、その樹木の周囲に焼骨を埋蔵する合葬墓地です。墓標とする樹木については、南白土墓園はヒガンザクラが植樹されています。
尚、令和4年度の募集数は樹木葬型合葬墓地に対しては募集数(90体)に対して163件の申込数があり抽選が行われました。納骨堂型合葬墓地は納骨堂利用ありの募集枠が150体(申込数56件)、納骨堂利用なしの募集枠が120体(申込数115件)で、いずれも申込まれた方は抽選なしで取得ができたようです。
合葬墓地へのお申込みを検討されている方へ
合葬墓地は区画墓地に対して募集数が多く、また使用料が低く設定されていることから検討される方も多くいらっしゃるかと思います。その分、以下のような様々な条件がありますので、詳しくはいわき市役所ホームページをご確認ください。
- 合葬後は他の焼骨と判別がつかなくなることから、焼骨の返還はできないこと。
- 樹木葬型合葬墓地は、埋蔵時のご遺族の立ち合いや、具体的な埋蔵位置の通知はされないこと。
- 永年にわたって使用はできますが、法要をご希望の際はご自身で各寺院などに依頼されることになります。
建墓・フォームをご検討の方、お気軽にご相談ください
いわきにて創業120余年の当店は、昭和53年に南白土市営墓地が開設された当初から、ご相談いただいた方々の建墓に携わってまいりました。今では、親御様が取得された墓所のリフォームのご相談など世代を超えたご依頼も増えております。
ご家族様がご供養の心を大切に続けていかれるように、それぞれのご事情に合わせたご提案をしてまいりますので、お気軽にご相談ください。